WINE21 TOP > ワインニュース > トピックス一覧 > 英、ワインラベルに摂取アルコール量を表示


 

英、ワインラベルに摂取アルコール量を表示  2/1

 

英国のワイン流通業者ボトル・グリーンが、ラベルにアルコール量の目安である「ユニット」の数字を大きく表示した低アルコールワインを発売した。

新発売の「ヴェトロ」は、イタリアの生産者とのコラボ商品。シリーズの手始めは、アルコール度数約4%という、超低アルコールのランブルスコ。ラベルに表示されているユニット数は、「3」だそう。

「ユニット」とは、英国政府が定めた、アルコール飲料に含まれるアルコール量を示す単位。1ユニットは、ラガービールなら半パイント(284ミリリットル)、ワインなら125ミリリットル入りグラス1杯分に相当するという。政府は、男性で3〜4ユニット、女性で2〜3ユニット基準とし、それ以上は飲むべきでないとしている。この指標に基づくと、男性はビール1.5〜2パイント、女性はワイングラス2〜3杯が、それぞれ適正な飲酒量となる。
酒量の多さで知られる英国の人々だが、ここ10年ほどでアルコールが原因とされる国内死亡者数が2倍になったといい、飲酒を巡る問題は深刻に受け止められている。適正な飲酒マナーを呼びかける「限界を知ろう」キャンペーンが政府主導で実施中とも。ユニット数を前面に表示した「ヴェトロ」の発売も、このキャンペーンに対応したものだそう。

英国では現在、パブで注文したパイント用のグラスにも、このユニット数が表示されている。確かに、直接的に健康や精神状態に影響するのは、過多なアルコール量。実際の摂取アルコール量が分かるユニット表示は、飲酒量の抑制に役立ちそうだ。しかし、体のためには良くっても、まずアルコール量で酒を選ぶって言うのはどうなんだか。酒を選ぶ基準はそこだけ?と自問自答してしまいそうだ。



参考サイト
Decanter

 (山口)